里親さんと犬たちのために。
こんにちは。
スクールスタッフの田中です。
今日は保護犬についてのお話です。
といっても、最新事情やデータではなく
あくまで私が思うことを書きます…。
ここ数年、犬を迎える際には
保護犬を引き取りたいというお声をよく耳にします。
実際に、犬猫の譲渡・返還率は
ここ10年で右肩上がりに上昇しているそうです。
平成16年度→7.0%
平成26年度→33.2%
参考:環境省 統計資料
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
里親になりたいと手を挙げてくれる人が
増えているのはとても嬉しいことです。
しかし、里親になった人が
犬を迎えて間も無く、再び保護施設や預かりボランティアさんに戻してしまう…という
ケースも増えているそうなんです。
社会貢献のため、
辛い過去をもった動物を救いたい、
ショップから購入する以外の方法で迎えたい、
里親になりたいと思われる理由は
様々かと思います。
そこで更に深く、もう1度考えて欲しいです。
里親として迎えた愛する家族は
どんなことがあっても絶対に手放さないと。
迎える前には想像もつかない、
思いもよらない状況が起こり得るかもしれません。
里親の手を挙げる前に、分からないこと、不安なことを
一度ドッグトレーナーに相談してみるのも一つの方法です。
家族構成、家庭環境から
どんな犬が適しているか、反対に適さないかを
事前に聞いておけば、迎える際の判断基準となります。
また、体の大きさや性格など、
自分が迎える上でどんな子がマッチするかアドバイスを受ける事もできます。
里親と犬たちの不幸な行き違いを未然に防ぐこともドッグトレーナーの大切な役目です!
スタッフ 田中