【レポート】海外研修 in サンディエゴ

ドッグトレーナーズカレッジの海外研修第1期生の藤原さんが
2ヵ月の研修期間を終えて帰国しました!

研修先は、アメリカのサンディエゴにある
「Canine to Five Training Center San Diego」

デイ・ケア、トレーニング、オーガニックフードの販売など、あらゆる設備が整った施設で
研修では、レスキュー犬と共に生活したり
日本とは違う環境下で、様々な犬種と触れ合う機会がたくさんあります。

研修で学んだことをはじめ、
ドッグトレーナーを目指すきっかけから、研修参加にあたっての想いまで
藤原さんにレポートをまとめて頂きました。

 

プロフィール

 

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2013年7月コース卒業生 藤原 亜衣子さん

【研修先】
Canine to Five Training Center San Diego

【研修期間】
2014年3月6日~2014年5月1日

一緒に写っているのは、 スタッフの愛犬GENKI(パグル) ※パグ×ビーグル

 

 

なぜドッグトレーナーズカレッジに入学しようと決めましたか?

ペットショップでバイトをしていたときに、 命を扱う仕事なのに、あまりにも知識がないままお客さまの相談を受けたり、 商品を売らなければならないことにとても不安を感じていました。

ペットたちと触れ合うことや、 その子にとって何が一番いいのかを考えることは楽しかったので、 しっかり勉強して、ちゃんとした知識や方法を伝えられるようになりたいと思って、 勉強する方法を探したところ、ドッグトレーナーズカレッジを見つけました。

 

 

なぜ海外研修を受けようと思いましたか?

今までにも、海外の方とお付き合いさせていただくことがありましたが、 犬を飼うことに対する意識が、個人としても地域としても、 日本よりもとても高いと感じていました。

現地で生活することによって、どのように違うのかを自分のなかで明確にして、 いい部分をどのように日本で伝えていけばいいのかを よりはっきりと見つけたいと思いました。

 

 

研修先はどんなところでしたか?

犬や飼い主さんにとって天国みたいだ!と思いました。

きちんと管理された安全なデイ・ケアで思いっきり遊ぶ事が出来たり、飼い主さんと犬が、より楽しくより深く、コミュニケーションを取るための様々なトレーニング・クラスが提供されていたり、併設されているショップから、自分たちのライフ・スタイルにあった身体にいいフードやオヤツ、サプリメントなどを買うことができたり。

お泊まりの世話やシャンプーも、日頃、デイ・ケアで担当しているスタッフから受けることができるので安心です。

犬を飼うためのありとあるゆるサービスがここに来れば受けることができるので、犬も飼い主さんもストレスなく楽しく生活できると感じました。

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San Diego Humane Society

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トレーニングクラス

 

 

研修先のスタッフはどんな方でしたか?

トレーナーのひろみさんは「犬の百科事典」のような人で、トレーニングやデイ・ケアはもちろん、お客様からの食事や普段のケアなど、ありとあらゆる質問に、その人とその犬にあった提案をいくつも伝えることの出来る方でした。

スタッフの鈴木さんは、びっくりするような犬の小さい変化をきちんと見逃さず一頭一頭のケアをされるので、体の不調を誰よりも早くに発見してひどくなるのを未然に防いだり、問題行動のある子にも、その子のストレスにならないように楽しく接することのできる天才。

間近で見せて頂き、とても勉強になりました。何より来ている犬たちも飼い主さんたちも、とても幸せそうでした。

これはほんの一部で、とても全部を言葉で言い表すことは出来ないので、ぜひ行って見てきてください!

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スイミング

 

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デイ・ケアの様子

 

 

研修先での活動内容は?

<ある1日のスケジュール>

◆5:00~7:00 起床、お泊り犬のトイレ出し、ごはん

◆7:00~7:30 センターの掃除・開店の準備

◆7:30~9:00 センターOPEN  デイ・ケアの犬たちを飼い主さんからお預かり デイ・ケアの準備

◆9:00~17:00 デイ・ケア (12:00~14:00 休憩・午後からのデイ・ケアの準備)

◆17:00~18:00  デイ・ケアの犬たちのお迎え、お泊り犬たちのご飯、掃除

◆18:00~20:30 自由時間
お泊まりの犬の中でも、暗闇を怖がる犬をトイレに出したり、レスキュー犬を遊ばせたり、日によってはトレーニング・クラスがあったりします。

◆20:30~21:30 お泊り犬のトイレ出し

◆22:00 就寝

食品の買い出しと洗濯は週1回。 お泊まりの犬のトイレ出しの時間は泊まっている頭数によって違います。 昼休みにはスイミング・レッスンを見せてもらうことも。 土、日はデイ・ケアは休みなのですが、 お泊まりの犬がいると、デイ・ケアと同じように遊ばせたりします。

ひろみさんのクリッカー・トレーニング、Trick(トリック)、 Obstacle(オブスタコー・障害物)のクラスが平日の夜や土日の昼にあったり、 日曜の夜に隔週でノーズワークの専門のトレーナーが来て トレーニング・クラスが行われたりします。

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【写真上】 ある日のお泊りの犬たちのフード。 飼い主さんによって、手作り食、生肉、ドライ・ベジタブルを水で戻すもの、ドライ・フード、缶詰など様々です。

 

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【写真上】 レスキュー犬のジンジャー。 最初は少しでも注目をされていると感じると怖がる様子で、カメラを向けることは出来ませんでした。人が近づくことを怖がるので、リードはずっとつけたままでいるようにとの指示がありました。写真は、センターにきて2,3日の写真。やっと部屋には慣れましたが、これ以上近づいてしまうと、警戒して落ち着かない素振りを見せていました。

 

 

ジンジャーの変化

 

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【2014.4.7】

【写真】 やっと近づいても、逃げる素振りを見せないようになりましたが、表情は強ばっていて、まだまだ心を開いている様子はありません。他に慣れたスタッフが居たり、フェンスの中だと少しは安心するようです。

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【左:2014.4.12 / 右:2014.4.21】

【写真(左)】 他に犬が居なくても、私と2人で庭で過ごしても、downの姿勢が取れるくらいにはリラックスするようになりました。まだまだ顔つきは固く、決まった場所でしか、手からオヤツを食べることはしません。

【写真(右)】 緊張がとけて、他に犬が居ない状態でも私の近くに寄ってきて、手からオヤツを受け取るようになり、そのうち私の手のひらを鼻でつついてオヤツをねだるように!目が合うと、笑顔が見られるようになり、頭、背中、首回りを撫でられることにも慣れてきた様子です。

最終日には、表情のバリエーションが増えて、リラックスした姿でいることが多くなりました。カラーを触られることにも慣れてきましたが、掴まれると警戒するので、リードを外すまでにはなりませんでした。オヤツを持っていても、頭上に手が来ることには警戒を示します。

オヤツが欲しい、遊んで欲しい、外に出たいなどの欲求を吠えて示すようになりました。体力が余っているようなので、単独で目いっぱい遊ばせてから、他の犬と合わせることが必要になります。と同時に、タイム・アウト(一時中断すること)を使って、我慢をすることを覚えていくことが必要になります。

 

 

研修の中で最も印象深かったことは何ですか?

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デイ・ケアの大切さを改めて感じました。

成長の段階で、パピーや思春期の犬たちが、配慮された環境のなかで犬友達と一緒に過ごす、思いっきり遊んだり、年上や年下や大きさの違う犬と一緒に過ごす方法を学んでいく、ということがどれほど大切か実感しました。

よい環境のなかで、しっかり遊んだり学んだりして成犬になった犬たちは、とても落ち着いていて、大抵のことには動じなくなります。

他の犬や人に対しても、自分のしてほしいことや嫌な事をはっきり表すことができて、尚かつ、我慢できたり、主張したり、時には他の犬たちがヒートアップしてきたのをなだめたり、自分でちゃんと対処できる犬に成長しているのにびっくりしました。

そこまで成長するために、トレーナーやスタッフがとても細かい犬たちのボディー・ランゲージを注意深く読み取って、それに対して適切なリアクションを返してあげる、犬たちの主張をちゃんと拾い上げて答えてあげるので、犬たちも伸び伸びとしていました。

パピー期、思春期、青年期によく遊んだ犬たちは、成犬になってからは、あまり遊ぶ必要がなくなって、落ち着いて過ごすことを好むようになる犬が多いのだそうです。

トレーナーのひろみさんの 「デイ・ケアは、飼い主さんや家が与えてあげられるもの以外の全てを与えてあげるところ」 という言葉が印象的でした。

 

 

研修の中で最も苦労したことは何ですか?

東京とサンディエゴではライフ・スタイルが異なる面が多いので、 それに合わせて犬との接し方やトレーニングの仕方も異なる部分が多くあります。 犬種も日本ではあまり見かけない犬や大型犬が多いので、対応の仕方にも四苦八苦でした。

そして、やはり現場で行われることは、学校で学んだことの応用になるので、 最初は全く違うことが行われているようで、びっくりして戸惑いました。 そして経験を積み、最後に、学校で学んだことが 現場のデイ・ケアとつながっていることを実感できました。

あと日中、暑いのですが、カラッとしてるので大丈夫だと油断していると、 びっくりするぐらい体力が消耗していたりしました。

 

 

研修で得たものは?

まだまだではありますが、「犬を観察する力」だと思います。 観察するとはどういうことか、そして、それが何故必要で大切か、ということを学びました。 もっともっと精進していきたいです。

 

 

これから海外研修を目指す人へ一言お願いします!

犬に関わる仕事をしている、またはやろうと思っている方なら、ぜひ行って体験してきてほしいです。 とても大きな何かを得ることができると思います!

あと、日中は暑いですが、朝夕はびっくりするぐらい冷えるので、薄手のダウンジャケットは一枚、持っていったほうがいいですよ★

 

 

動画ギャラリー

アシスタントトレーナーのチカさんと愛犬GENKIのTrickを実演して頂きました!
チカさんとGENKIは大会に出場して賞を取ったりするくらいとてもTrickが上手なのですが、
トレーニングと感じさせないくらい自然に生活の中にTrickがあるといった感じで、
GENKIの苦手なものにも、うまくTrickのトレーニングを使うことで、楽しい練習にすり替えて、
ストレスをかけず、お互いとても楽しそうな姿が印象的でした。

チカさんに教えて頂き、私もGENKIとTrick!

「海外研修制度」の詳細はコチラ

 

最後に

6月初旬からは、2013年10月コース卒業生が 第2期生として同じく「Canine to Five Training Center San Diego」に出発します。

普段と違う環境で自分を高めることのできる 「ドッグトレーナーズカレッジの海外研修制度」 少しでも興味をお持ちの方は、是非挑戦してみてください!

 

 

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