【レポート】海外研修2期生 in サンディエゴ

ドッグトレーナーズカレッジの海外研修第2期生の鈴木香織さんが
1ヶ月の研修期間を終えて帰国しました!

春に引き続き、研修先はアメリカのサンディエゴにある
「Canine to Five Training Center San Diego」

この時期開催されていたイベントなどにも参加し、
独自の視点で感じたことをレポートにまとめて頂きました。

プロフィール

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2013年10月コース卒業生 鈴木 香織 さん

【研修先】 Canine to Five Training Center San Diego

【研修期間】 2014年6月4日〜7月2日

 

なぜ海外研修を受けようと思いましたか?

カリキュラム内容が、自分の求めているものと近かったため行ってみたいと思いました。

◆ シェルターの犬に対する指導
◆ リハビリが必要な犬の指導
◆ 大型犬の指導

また、海外でのシェルターの実態を理解・体感し、
指導方法を習得したいと思っていたのも理由の1つです。

 

研修先でのスケジュールは?

<基本的な1日のスケジュール>

◆ 6:00 起床
◆ 7:00〜9:00 掃除、犬の引き取り準備〜引き取り
◆ 9:00〜18:00 デイ・ケア、ケアスペースの掃除など
(12:00〜14:00 休憩)
◆ 18:00〜19:00 犬の引き渡し、掃除
◆ 19:00〜20:00 クリッカー・トレーニング、
ノーズワーク・トレーニングのクラスが開催されることも
◆ 22:00就寝

お預かりした犬たちは、その日によって、性格・コンディションを見ながら3つのグループに分けます。

最初の30分は、犬もはしゃいでいるし、トイレタイムが続くのでバタバタ!

しばらくして犬が落ち着くと、ゆっくりと全体に目を配りながら過ごします。

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研修の中で最も印象深かったことは何ですか?

「シェルター犬のメンタル状態の変化」です。

研修初期の警戒心からは想像も出来ないほど、人間に対して心を開いていく様子は衝撃的でした。環境づくりで犬の態度は180°変わるということを体感しましたね。

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例えば、「遊ぶ時の組み合わせ」
初めてこの場所にくる子、ここに来て3日目の子、
1人で過ごす恐がりの子、人にくっついてくる恐がりの子、
状況やタイプによって組み合わせを変える必要があります。

また、「エリアに入れる順番」や「タイミング」でも、その後の過ごし方は大きく変わります。
それを見極めるのが最初はとても大変でしたが
時間がたつにつれて少しずつわかるようになってきました。

これは、日本に戻ってきてから
現職の「トリマー」の仕事をする中でもすぐに活かすことができました。
犬を見て瞬時に性格を予測し、待機中やトリミング中の犬の並びを変えることで、
緊張して吠えたり震えたりする子も減り、
犬へのストレスがだいぶ軽減できたのではないかと思います。

 

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下になっている子はシェルターから来た里親募集中の子。
上の子は生後4ヵ月の子。下の子が上手に相手をしてあげています。
実はこの下の子、第一期生の海外研修の際にシェルターから来た『ジンジャー』。
当時はカメラを向けられることにも怖がる子でしたが
今はとても落ち着き、犬同士でも上手に遊ぶことが出来ています!

 

 

研修の中で最も苦労したことは何ですか?

「犬との距離感の保ち方」です。

スタッフの方たちの接し方を最初に見た時、
「もっとかまってあげてもいいのでは?」と思うこともありました。
しかし、ここの環境に慣れ過ぎて、ここを出てから「戻りたい」と犬が思うことは、
犬にとってかわいそうなこと。

やり過ぎてはだめという「近づき過ぎない距離感」を学びました。

また、犬の性格に合わせた対応の仕方にも苦労しました。
スクールで何度も繰り返し行った「観察」は、本当に大切なんだと実感しました。

 

 

東北地方被災地の復興支援ボランティアに参加しました!

毎年タナカ・ファームズさんで開催されている
東日本大震災で甚大な被害を受けた日本農業の復興を支援するイベント「Walk the Farm 2014 」に行ってきました。

このイベントを通して、「震災を忘れない」という想いを届けています。

来場者は出店されているお店の新鮮な野菜やフルーツを試食しながら、田中農園内をウォーキングします。

私たちはブースで救助犬の活動を紹介しました!

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研修で得たものは?

日本の指導法では少ない「クリッカー・トレーニング」の方法、考え方です。
威圧することなくクリッカーを使うことの重要性、
犬のことを1番に考えた指導法の良い面を垣間みることが出来ました。

また、「基本」の大切さを実感したのもとても大きなこと。
“海外研修”は『経験』をつむことが出来る機会というのは
イメージしやすく、その通りでしたが、そこに必要なのはまさに『基本』。

スクールの「講義」で学んだ
「犬のグループ(※1)」とその特性の把握が特に重要だと感じました。

ここではMIX犬も多く、見た目・性格・遊び方から、どのグループに属する子なのかを予測して接し方を決めることが多かったので、元々のグループの特性をきちんと理解していることで、予測のしやすさが全然ちがうことを痛感しました…

日本に戻って早く「犬種図鑑」を見直したい!と思いましたね。

また、蚤取り技術も向上しました(笑)

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※1 「犬のグループ」
犬種は、生存目的や用途によっていくつかのグループに分けられます。
(グループ数は、国によって異なります)

例:Working(使役犬・作業犬)、Herding(牧畜犬)、
Terrier(ネズミやウサギなど小さな害獣の猟犬)、Sports(鳥の猟犬)…etc

 

 

帰国後にやりたいことは?

「トリマー」、「トレーナー」、「ボランティア活動」それぞれの場で学んだことを活かしていきたいと思っています。

例えば、「トリミングに来た子にトレーニングのアドバイス」「ボランティアとして保護犬をトリミング&トレーニング」…etc

でも、学んだからこそ口で言うほど簡単ではなく、中途半端なことはしてはいけないことも実感。
手にした選択肢を今後どう活かしていくのか、まずはきちんと考えるところから始めたいと思います。

同時に「セミナー」や「オープンカレッジ」など、スクールの制度をフル活用して、
継続して学び続けていきたいと思います!

 

 

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